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満開です♪


ここのところ熊本では最高気温が20度近い暖かな日が続いております。

そんな中、5号棟が満開になりました!

マンゴーの花は非常に珍しく、1枝に何百もの花が咲いて、その中から5~10個程度の実がなります。

しかし、5個の中から自然と2~3個の受精の強い実が残り、更に人間の手で1枝1個の実に絞られて大きくなっていきます。生産者によっては1枝に2つ、3つくらい実を残される方もいらっしゃいますが、当社では基本的に1枝につき1個にして、日当たりをよくする為に吊り上げています。

1枝・1個にするメリットは1個あたりの果実が大きくなること、スペースが確保できるので日当たりを良くする事が出来ること、木が弱らないので本当の意味で完熟するまで落ちないことの3つが上げられます。

1本の木に必要以上の実をならせると、どうしても収穫期に気が弱ってしまい、完全に熟する前に果実を落としてしまうことがあると自分の経験上、感じています。

完全に熟する前に落ちたマンゴーは、やっぱり味が乗り切らずイマイチです。

アーウィンは交配してから100~120日で自然落下すると言われていますが、やはりなるべく110日~120日ほど木の上で我慢している果実の方が美味しいと思われます。

その為には必要以上に温度を上げず、木の勢いを収穫期まで保つ事が必要不可欠だと思います。

これを管理するのは本当に難しい!!!

こういった技術と経験を蓄積していく事で、本当に美味しいマンゴーを育てる事が出来るのだと確信しています。

正に"農業は一日にしてならず"です。

mango-2009-2-15.jpg

日時:2009年2月14日 12:24

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